◆第78回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年4月19日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
森 礼子先生(福岡県立大学)
発表題目:「言語教育における日本特有の教育目的を考える」
【要約】 |
第2言語習得理論は主にcenter countries(英語が母語にして第1言語である国)における言語学習に基づいています。しかし最近の研究では、この研究分野の民族間・文化間のバランスが欠如していることが指摘され、英語を母語としないperiphery countriesでよしとされている理論や実践を含むべきであると言われています。この発表では、日本における授業から取り出した例を基に、第2言語習得理論では、日本における文化や教育理念で大切とされる、人間形成や人の間の和といった倫理的教育ゴールが長年、無視されてきたことを論じます。 |
◆第79回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年5月17日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
米岡 ジュリ先生(熊本学園大学)
発表題目:「キャプテーンゼーンズと熊本洋学校 〜
日本初の英語完全イマージョンスクール?」
【発表概要】_ |
静岡県にある加藤学園は日本初のイマージョン学校と自己PRをしていますが、明治時代には英語のイマージョンスクールと呼んでいいものが横浜、北海道など、各地域に設立されました。中でも熊本洋学校は、一足早くAll English(トータルイマージョン)のカリキュラムを導入しました。1871年10月から、唯一の教師であるL.L.ジェーンズ氏が一切日本語を使わずに、英語が全くわからない約50人の生徒たちに数学、地理、歴史、物理、化学、天文、地質、生物などを4年間で教え込み始めました。5年間しか存在しなかった熊本洋学校から、同志社に進学した約30人の熊本バンドのメンバーが有名です。でも、合計212人の生徒たちのなかには、徳富 蘇峰をはじめ、将来の明治を指導する多くの教師、技術者、医師、外交官、牧師などもいました。本論では、この熊本洋学校の教育をイマージョン論の立場から分析し、日本の英語教育史への貢献と位置づけを明確にします。 |
◆春季学術講演会(JACET
& LET 共催)
日 時: 平成20年6月21日(土)16:00〜
会 場:
西南学院大学 西南コミュニティセンター1階ホール
講演者:
相川 真佐夫先生(京都外国語短期大学)
演 題: 「アメリカ合衆国の外国語教育からみえるもの」
|
※当日、講演会後に懇親会も予定されております。会費は
4,000円程度の予定です。 |
◆第5回ESP
Corpus Workshop
日 時: 平成20年6月22日(日)10:00〜15:00
(昼食休憩1時間を挟む)
場 所:
宮崎大学医学部 (清武キャンパス) (総合教育研究棟2階 情報処理演習室)
〒889-1692 宮崎郡清武町大字木原5200番地
TEL:0985-85-3595 (英語:横山)
講 師:
投野 由紀夫先生(東京外国語大学准教授)
大羽 良氏先生
(早稲田大学非常勤講師)
人 数:
10名
参加費:資料代として 500円
概 要:_ |
昨年の10月に投野先生をお招きして長崎純心大学において「頻度を出したら,その後どう意味づけをするのか?」 |
連絡先:
宮崎大学医学部(英語) 横山彰三
電子メール yokoyama@med.miyazaki-u.ac.jp
電話/ファクス 0985-85-3595
※尚、このワークショップ開催には文部科学省科学研究費補助金の補助を得ています。
※研究課題 『コーパス分析に基づく医学・看護英語リーディング・ライティング教育システムの構築』(基盤研究B)平成17〜20年度
◆第80回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年6月28日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
木下 正義 先生(福岡国際大学)
発表題目:「東アジア諸国における小学校英語教育の現状
」
"On the Present Situation
of Primary English Language Teaching in East Asian Countries"
【概 要】_ |
昨年ベトナム・ハノイで開催された"Primary Innovation Regional Seminar"の"A collection of
papers"の中より |
◆第22回大学英語教育学会 九州・沖縄支部 支部研究大会
日 時: 平成20年7月5日(土)
会 場:
宮崎県立看護大学
http://www.mpu.ac.jp/
大会テーマ: 「英語教育と国際交流
−その可能性と課題−」
発表申込締切:平成20年5月7日(水)必着
申込送付先・問合せ先:大学英語教育学会
九州・沖縄支部事務局
E-mail:jimu-ko@n-junshin.ac.jp
大会プログラム: 2008CONF_program.pdf
要
綱 集: 2008CONF_abstracts.pdf
大会参加申込書: 2008CONF_rgst.doc
<基調講演> | ||
英語教育とICTによる国際交流:早稲田大学での事例 | ||
講師:中野美知子 先生 (早稲田大学) | ||
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<大会シンポジム> | |
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テーマ: |
英語教育と国際交流 −その可能性と課題− |
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コーディネータ・司会: |
木下正義(福岡国際大学) |
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調査報告者: |
山内ひさ子(長崎県立大学) |
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パネリスト(予定): |
大橋克洋(立命館アジア太平洋大学) |
※今大会のテーマに関連し、九州・沖縄圏内の大学関係者の皆様に国際交流 |
◆第81回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年8月2日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
水島 孝司先生(南九州短期大学
国際教養学科)
発表題目:「わが国の大学英語教育の目的と目標に関する一考察」
"A Study on the
Aims and Objectives of University English Education in Japan"
【概 要】_ |
英語教育の目的と目標は、英語教育の根幹である。しかしながら、学習指導要領のある中学や高校に比べて、大学における英語教育の目的と目標にはこれまであまり光があてられてこなかったと思う。また、それらを明確に打ち出している大学は少ないという指摘もある(『高等教育における英語授業の研究』JACET授業学研究委員会、2007)。本発表では、発表者が修士論文執筆のために実施したわが国の大学英語教育の目的・目標の現状に関する調査結果[改訂版]を中心に報告する。シラバスなどへの目的・目標の掲載のあり方を考えるために、いくつかの大学の事例も紹介したい。なお、本発表で扱う英語教育は、1・2年次生を主たる対象とする共通教育における英語教育である。 |
◆第82回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年9月20日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発表題目:「TOEIC学習者の傾向の分析と英語教育プログラムへの提言:
日本人英語教員と英語ネィティブ教員の視点から」
"An Analysis of
TOEIC Learners And Recommendations For Better English Instruction
in Japanese Universities
-From The Joint Perspectives of Japanese and Native-Speaker English Instructors"
【発表要旨】_ |
日本の大学において、TOEICを正規の授業や課外の授業として取り入れる例が増えている。発表者らは、2007年度九州大学学務部キャリアサポート課主催のTOEIC対策プログラムにおいて、10週にわたり、九州大学の学部生、大学院生を対象にした講座を担当し、各自がシラバスをデザインし、実際に指導した。この講座では、単なる「傾向と対策」伝授型の教師中心の講義形式ではなく、学習者中心のクラス運営になるよう、各講師が配慮しているのが特徴である。その結果、20時間という短期間で大幅なスコアの伸びがみられた。就職や受験において学生がTOEICスコアを必要としている場合、今回のような集中講座の必要性は高いといえる。本発表では、プログラムの受講前、受講後のTOEIC IPを両方受験した学生のスコアの変化について、受講していない学生のスコアとの比較検証(徳永)、TOEICにおける受講生の弱点の傾向とその理由、弱点補強指導(ペニントン和雅子)、英語ネィティブ教員から見た語学試験対策プログラムへの提言(ランドル・ペニントン)ビジネスコミュニケーション教材としてのTOEICの可能性と実際の授業実践例(津田)について報告する。 |
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【おしらせ】
東アジア英語教育研究会:10月18日に予定していた発表は中止となりました。
(→
会員の先生方へ)
◆2008年度秋季学術講演会(JACET
& LET 共催)
→
詳細
テーマ: 「教員免許更新制と今後の課題
―英語現職教員対象全国調査結果に基づいて―」
講 師:
今村 洋美先生(中部大学教授)
木 亜希子先生(大阪教育大学准教授)
日 時: 平成20年11月8日(土)15:00〜16:30
会 場:
西南学院大学 1号館 202教室
◆第83回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年11月22日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
清水 克己先生(飯塚日新館中学校)
発表題目:「韓国の教育政策
」
【発表内容】_ |
李明博大統領が就任演説の中で、2008年を「先進化の元年」と位置づけました。そして教育では、教育改革を何よりも急がなければいけない課題としました。中でも公教育の正常化し、加熱する私教育を抑えることが重要だと考えています。現在抱えている教育問題とは何なのか、それにどのように取り組もうとしているのか、韓国の新聞などから明らかにしたい。 |
◆第84回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成20年12月20日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 学術研究所 第2会議室 (※いつもと違います。ご注意ください!)
シンポジウム:「大学生英語エッセイコーパスCEEJUSに見る日本人英語学習者の言語使用の諸相」
総合司会:
石川 慎一郎先生(神戸大学)
【シンポジウム趣旨】_ |
神戸大学石川研究室では,東アジア各国の大学生の英語エッセイコーパスを構築中です。 |
【プログラム】_ |
(15:30〜15:45) |
◆第85回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成21年1月24日(土)15:30〜17:30
会 場:
西南学院大学 1号館 205教室
発 表 者:
石井 和仁先生(福岡大学)
発表題目:「項目応答理論(IRT)に基づく英語運用能力テストの
累積データ分析から見えてくるもの
−TOEIC換算ポイントをふまえた福岡大学平均と
全国平均の比較を通して−」
【要旨】_ |
福岡大学は2005年度より実験的導入を含めてNPO法人「英語運用能力評価協会(ELPA)」のプレイスメントテストを共通教育英語クラス(目的別選択制クラス)で実施しているが、そのテストが項目応答理論に基づくテストであるため、実施データの分析からは、客観基準に基づく福岡大学に関する情報とともに同テストを実施した全国他大学の全体情報も得られ、その両者の比較から新たな興味深い情報が得られる。同テストはTOEICとの大まかな換算ポイントも得られるため、当日はそちらの情報もからめつつ分析結果を報告する予定である。 |
◆第86回東アジア英語教育研究会 (→
会員の先生方へ)
日 時: 平成21年3月14日(土)15:30〜17:30 ・・・前報よりも1週間早くなっています
会 場:
西南学院大学 2号館3階 302教室
発 表 者:
Jan Stewart先生(筑紫女学園大学)
発表題目:“Malaysia's Ailing
English Education System - In search of a miracle cure. ”
【Abstract】 |
Economic and demographic factors are closely linked to education. In Malaysia, the pendulum of English education swings between extremes of Malay nationalism and key market indicators. At present an uneasy balance exists, a balance which could unravel at any moment due to tension inherent in the complex racial mixture of the population. The author examines education in America (especially the State of California), Canada, Germany, Brazil and Chile in search of solutions applicable to Malaysia. He concludes that Malaysian education should shift away from central, powerful control by the MOE towards a more flexible, decentralized model. |
事務局担当
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