第244回東アジア英語教育研究会
日時:1月25日(土)15:00-17:00(予定)
場所: 西南コミュニティーセンター(〒814-8511 福岡県福岡市早良区西新6-2-92 西南学院大学東キャンパス、詳細は参加申し込み者にのみお知らせします)
参加費:500円
参加方法:参加を希望の方は、参加申込URLより、事前登録をお願いいたします。
参加申込:https://forms.gle/KiMacyVsWMtFq7zZ7
発表1:「学生発案型授業を事例とした体育CLILの実践研究」
二五義博(山口学芸大学)
〔要旨〕
昨年の同研究会の発表では、卓球を事例として、CLILの4C(内容、言語、思考、協学)の分析から体育と英語の教科横断的な授業による利点や課題を明らかにした。本発表では、既成の体育種目には必ずしもこだわらず、CLILの思考面を重視しながら学生発案型授業の事例を検証したい。研究方法としては、山口県内の国立工業高等専門学校3年生1クラス43名を対象として、高専のモデルコアカリキュラムとCLILの4Cとの整合性を図りつつ、各回ともに学生が主体となって発案する形で90分のCLIL授業を計6回実施した。これらの企画は、英語を使うと同時に、思考力およびリーダーシップやフォローワーシップを高める要素があることに留意して作成されたが、その具体例としては、英単語集めドッジボールや物質工学の専門用語を活用する障害物リレー等があった。
アンケート調査結果、量的分析からは、CLILの4Cにおいて一定の効果が見られた。教科横断的学習の視点からすると、体育や英語の不得意な学生の多くが興味・関心を持って取り組めたことや、体育と英語の両面で思考の機会が多くあったことが重要である。また、頻出語リスト、共起ネットワーク、対応分析の3つの研究手法に基づく質的分析からは、体育や英語の得意・不得意によって、利点や難しかった点に違いが見られることが分かった。
発表2:「自律的に学ぶとは:学生のポートフォリオからの考察」
田上優子(福岡女子大学)
〔要旨〕
Covid-19の爆発的な感染拡大を受けての社会活動、生活全般の規制や拘束も状況に応じ緩和され、令和5年度以降の教育機関での授業は、おおむね対面でおこなわれるようになった。コロナ禍の自粛生活を強いられることとなった3年間、大学英語教育の現場にも変化と柔軟な対応が求められた結果、体験したことのない状況下でも「学び」を停滞させないために、多くの教員が教授内容を周到に準備し学生に正しく伝え、理解してもらうことにこれまで以上に配慮の時間を割き、創意工夫をしながら何とか授業を乗り切ったのではないだろうか。
「遠隔授業」(オンライン授業・教材提示型授業など)という非対面型授業が多くの大学で導入されることになり、教育目標の達成や授業の十分な質保証はなされていたか等について、現在も多くの事例や実証報告による省察が続けられている。いずれにしても、このコロナ禍の新しい学びの経験により、教室での教師主導による一斉授業から学習者を中心に据えた「個」の学びが注目されることとなった。主体的な学習つまり「自律的学習」の重要性が認識されることとなった。
本発表では大学1年生の「英語自学習」の実際について、学生の授業外学習の記録とふりかえりを考察することで、授業外学習(自律的学習)の意義について示唆を試みる。
事務局
原 隆幸
第243回東アジア英語教育研究会
日時:11月30日(土)15:00-17:00(予定)
場所: 西南コミュニティーセンター(〒814-8511 福岡県福岡市早良区西新6-2-92 西南学院大学東キャンパス、詳細は参加申し込み者にのみお知らせします)
参加費:500円
参加方法:参加を希望の方は、参加申込URLより、事前登録をお願いいたします。
参加申込: https://forms.gle/dNBFWRnDcBeXKS6p9
発表1:「日本人英語学習者による英語倒置文の理解」
若芝 青(西南学院大学大学院博士課程)・伊藤 彰浩(西南学院大学)
〔要旨〕
本研究は日本人英語学習者による英語倒置文の理解を扱う。英語の倒置構文(場所句倒置、主語-補語倒置)では、話題要素となる場所句などが文頭に生起し、主語が動詞の後ろに配置される有標な語順を取る。先行研究の多くは、構文の有標性や談話に関わる構文の習得困難性などを研究対象としてきた。さらに、フランス語、ポルトガル語、中国語などを母語とする話者が研究対象とされることが多く、日本語母語話者を対象とした研究は、管見の限り行われていない。本研究では、「話題卓越性」「有生性」をキーワードとして、日本人英語学習者が英語の倒置文をどのように理解しているかについて調査を行う。英語学習者は、文を理解する際に文中の要素である名詞句の「「有生性」に着目することが知られている。また、情報構造が第2言語での文理解を促進させるとも考えられている。母語である日本語の話題卓越性や、名詞句の有生性が英語倒置文の理解に影響を与える可能性を検証し、第2言語における理解の促進や阻害を生み出す要因を特定したい。
発表2:「日本人英語学習者による和製英語の理解」
矢島唯衣(西南学院大学学生)
〔要旨〕
本研究の目的は、日本語英語学習である大学生の英語学習に和製英語が与える影響について検証することである。英語学習者が英語と和製英語をどの程度理解し区別できるか、さらにどういった日本人英語学習者が英語と和製英語を区別できるのかを明らかにする。英語に対する好感度と習熟度に関する研究で、英語学習に対する意識が高いほど習熟度も高い学生が多くみられた。和製英語の区別に関しても英語の学習意欲や語彙レベルが高い人ほど、和製英語と英語を区別できるのだろうか。日本人英語学習者を対象にカタカナ語・和製英語の区別を問うテスト、学習に対する意欲を問うアンケート調査を実施し、英語学習歴や英語学習に対する意識、語彙力に基づいて総合的な分析を行い、和製英語が英語学習者に与える影響を探っていく。
発表3:「日本人英語学習者による仮定法の理解」
那須海音(西南学院大学学生)
〔要旨〕
本研究は英語学習者が仮定法を理解し使用する際の手続きの図式化を試みる。具体的には以下の4つについて図式化を行う。①未来、過去、仮想世界は現在を通すことでしか存在しない。②現在への影響力、心的距離、非現実性の3点を表す。③過去であればあるほど②の要素はより強くなる。④過去に仮定を置くことで、異なる未来に関して言及することを可能にする。これらの言説の妥当性を検証するため、仮定法の理解に感情がともっている可能性および時制に関する理解度が関わっている可能性について調査を行った。発表当日には調査結果を提示し考察を加える予定である。
事務局
原 隆幸
第242回東アジア英語教育研究会
日時:10月19日(土)15:00-17:00(予定)
場所: 西南コミュニティーセンター(〒814-8511 福岡県福岡市早良区西新6-2-92 西南学院大学東キャンパス、詳細は参加申し込み者にのみお知らせします)
参加費:500円
参加方法:参加を希望の方は、参加申込URLより、事前登録をお願いいたします。
参加申込: https://forms.gle/wst7wt88RDngeagLA
発表1:「異文化理解を深める英語ワークショップの効果分析:学習者の変容を追う」
中西千春(国立音楽大学)・川井一枝(聖徳大学)
〔要旨〕
学生たちは、専門分野における技術と表現力の向上に日々努力を重ねており、そのため英語学習への意欲が必ずしも高くない場合がある。特に、音楽を専攻する学生たちは、演奏技術の習得に多くの時間を費やすため、英語学習が後回しになりがちである。しかし、現代のグローバル社会においては、国際的な視点での思考や他者を理解する寛容さが不可欠である。英語学習の動機づけを高めるためには、単に英語力に焦点を当てるのではなく、学習者のビリーフや認識にアプローチし、変化を促すことが重要である(Horowitz,
1988; Hofer & Pintrich, 2002; Kalaja & Barcelos, 2003)。このため、音楽大学の選択必修英語科目の授業内で、学生の国際性と異文化理解を促進するワークショップを企画した。
本発表では、2022年および2023年に実施した「国際性向上ワークショップ」の概要とその効果を報告する。対象者は、選択必修英語を履修する2年生(各年度42名、CEFRA1~A2レベル)であり、14回の授業期間内に5回のワークショップを実施した。1年目のワークショップでは、自己紹介スキルの向上、国際的なキャリア構築、自己と他者理解のスキルを重視し、2年目では、国際問題への取り組み、創造性と音楽を通じたコミュニケーション、そして異文化理解の深化に重点を置いた。
学生の変容を測るために、Yashima(2009)が開発した国際的志向性に関する質問紙と、学生のレポートを使用した。結果、質問紙による数値の変化は緩やかであったものの、観察された行動や発言、レポートの内容からは、学生が異文化理解に向けて確かな成長を遂げていることが確認された。これにより、言語スキルだけでなく、異文化理解に重点を置くアプローチの重要性が再認識された。
発表2:「タイタニック号の楽団は、最期に讃美歌を演奏したのか。―史実と脚色の視点から、教科書の表記を再考する―」
小笠原真司(長崎大学)
〔要旨〕
発表者は、ライフワークとして、タイタニック号関係の原書の翻訳を行っている。タイタニック号事故とは、豪華旅客船タイタニック号が1912年4月、処女航海に出て、ニューヨークへ向かう途中、北大西洋上で氷山と衝突し沈没した事故である。この悲劇の様子は、1997年、James
Cameron監督による映画『タイタニック』で描かれた。映画の中で、沈みゆくタイタニック号のデッキで、楽団員たちが讃美歌『主よ、御許に近づかん』を演奏したシーンは印象的だった。映画は世界中でヒットし、世間の人々に、再びタイタニック号事故への関心を呼び起こした。そして、それ以降、タイタニック号関連の研究書も数多く出版されている。その一方、タイタニック号事故は、犠牲者の数が多く、その悲劇性から、事故当日の乗客乗員の行動に関して、史実とは異な数々の伝説がつくり上げられたのも事実である。
タイタニック号に関しては、その関心の高さから、中高大の英語教科書、あるいはGraded Readers でも題材として採用されている。本研究では、タイタニック号の楽団員を取り上げ、史実と脚色の視点から分析を試みる。教科書やGraded
Readersは、現実の事故を取り上げていることから、当然ノンフィクション教材として位置づけになろう。しかし、その表記内容は教科書やGraded
Readers間でも、異なっている点が多々存在する。その理由として、研究が本格化する以前の、いわゆる伝説をかなりそのまま踏襲して題材として採用したことが指摘できよう。さらに、意図的に脚色を加えた可能性もある。ノンフィクション教材としての視点から、これまでの研究や翻訳活動をベースにして、タイタニック号事故における、史実の楽団員の姿を明らかにし、教科書やGraded
Readersの表記内容を再考したいと思う。
事務局
原 隆幸
第241回東アジア英語教育研究会
日時:7月20日(土)15:00-17:00(予定)
場所: 中村学園大学(〒814-0198 福岡県福岡市城南区別府5-7-1、詳細は参加申し込み者にのみお知らせします)
参加費:500円
参加方法:参加を希望の方は、参加申込URLより、事前登録をお願いいたします。
参加申込: https://forms.gle/KibwBwweUZh8idpx6
発表1:「プログラム改善につなげるBEVI-j利用の可能性」
佐々木有紀(中村学園大学)、石松弘幸(佐賀大学)
〔要旨〕
本発表は、2024年度に佐賀大学の学生を対象に、深層心理分析ツール、BEVI-j(Beliefs, Events, and Values Inventory日本語版)を用いて調査を行った結果を報告・分析するものである。「他者への理解」や「世界への理解」といった観点を尺度に持つBEVI-jは、大学生の留学前後の変化・成長を可視化する分析ツールとして近年普及が進んでいる。特に、従来のアセスメント・テスト等で留学成果を客観的に示すことが難しい短期間の海外留学やオンライン型のプログラムに関しては、参加学生の異文化受容やグローバル社会に対する意識の変化を数値で示すBEVI-jは大変魅力的なツールと言える。
佐賀大学では、2024年度に、短期海外留学プログラムに参加する学生やオンライン英会話授業を受講する学生を対象にBEVI-jを用いた調査を行った。同時に、留学やオンライン上の海外交流の特徴を明らかにするため、対面の異文化交流の機会が授業に含まれないe-learning教材を学習する英語クラスの受講学生についても前期の学期開始時と終了時にBEVI-jに回答させ、データを比較した。その結果、実派遣・オンライン交流ともにグローバル社会に対する意識の変化が共通教育のクラスと比べて顕著に認められた。しかし一方で、BEVI-jを用いた調査を行う過程で利用上の様々な困難にも直面し、今後、どのような形でBEVI-jを利用していくのが望ましいのか、様々な事例を考慮して検討すべきだと思われる。
発表2:「 外国語教育における異文化理解能力を育成するための参照枠の重要性」
原隆幸(鹿児島大学)
〔要旨〕
外国語教育において、文化を教えることは必要であり、このことはグローバル化する世界においてこれまで以上に重要になってきている。しかし、教える外国語(言語)により取り扱う文化項目には差異がある。外国語教育では、2000年以降に広まったヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)により大きく変わっており、特に、言語教育面において大きく影響をしてきた。また、CEFRでは言語・複文化教育の重要性も述べられているが、CEFRには複文化教育や異文化理解教育に関する能力記述文はなかった。2020年に出たCEFRの増補版(CEFR/CV)では少し補われている。欧州評議会では、言語教育と異文化面に関する参照枠として2012年にA
Framework of Reference for Pluralistic Approaches to Languages and Culture (FREPA)
を、2018年にReference Framework of Competences for Democratic Culture (RECDC)
を刊行した。本発表では言語教育と異文化面に関する参照枠であるFREPAとRFCDCに焦点をあて、外国語教育における異文化能力を育成するための枠組みの重要性を検証する。また、RFCDCを取り入れた授業実践を取り上げてみたい。
事務局
原 隆幸
第240回東アジア英語教育研究会
日時:4月20日(土)15:00-17:00(予定)
場所: 中村学園大学(〒814-0198 福岡県福岡市城南区別府5-7-1、詳細は参加申し込み者にのみお知らせします)
参加費:500円
参加方法:参加を希望の方は、参加申込URLより、事前登録をお願いいたします。
参加申込: https://forms.gle/m8EuDJqUTPKf9kNB8
発表1:「The Seven-Year Journey: Doing a Distance PhD」
Thomas Caton(中村学園大学)
〔要旨〕
This presentation describes the long academic journey necessary for the
successful completion of an online distance PhD. It will begin from the
first steps of identifying a possible research area before going on to
look at both the challenges of the application process and the stages in
the production of a persuasive written thesis.
Around 2014 the presenter noticed that there were difficulties in identifying
changes in English language proficiency using conventional testing methods
before and after short periods of study abroad. He contacted a number of
universities in the UK outlining his interests before one researcher, based
at Cardiff University, informed him about an innovative active vocabulary
test using word association techniques that she had been working on with
colleagues. Please join the presenter as he describes embarking upon his
long PhD journey - encountering the complexities of online communication,
the challenges of essay writing, the pleasures of international conferences,
the nail-biting experience of the final Viva interview and the joys of
final thesis acceptance.
The presentation will focus more on the reasons and the process of undertaking
an online PhD course rather than looking the content of the research itself.
It will consider the costs and benefits, the personal and motivational
factors, the impact of the Coronavirus epidemic as well as the challenges
of maintaining a successful work-life balance over long time periods.
発表2:「大学初年度の英語教材についての研究」
清永克己(至誠館大学)
〔要旨〕
英語は世界中で広く使われ、コミュニケーションの大切な手段の一つだと言われている。日本語と多くの点で違っているために、英語を習得には多くの時間がかかり、継続した努力が求められる。学校教育になると学習者にとって英語は、評価される教科と捉えられ、入試科目の一つと考えられている。大学の授業で実施している小テストでは、初回のクラス平均点が一番高く、それ以降は横ばいか、あるいは下がる傾向が見られる。基礎となる学習を終え、これから必要な情報を入手できるところまで実力がついていながら、英語学習から離れていく傾向が見られる。近年、特に私立大学では、AO・推薦入試で志望する学部や学科を受験する学生が増えている。本研究では、学びたい専門分野がはっきりしている学生に対し、どのような指導していくことが求められているのか考察を行なった。
発表3:「持続可能な観光のためのCLIL教材開発」
金志佳代子(兵庫県立大学)
〔要旨〕
ポストコロナのインバウンド需要が高まり、日本が新たな観光立国として推進しているなか、持続可能な観光が対応策として注目を集めている。本発表は、2024年度から3年にわたり、日本人とイギリス人の英語教員、観光学とマーケティングの専門教員が協業しながら、ニーズ分析を元に内容(Content)、言語(Language)の両方の側面からCLILプログラム・教材開発を行う計画について考察するものである。
発表者は、CLILのアプローチが教材として利用されている現状について概観し、持続可能な観光を志向するCLILの事例研究について考察する。次に、今後の研究計画として、観光学の専門教員および通訳案内士を対象とした半構造化面接を行い、日本における持続可能な観光のニーズ分析・事例研究を実施し、収集したデータ結果をもとに、CLILプログラムを基にしたアクティビティーの開発を目指すことについて述べる。研究成果の公開については、CLILシンポジウムの開催などを通じて、観光業で求められる語学ニーズと将来の現場を担う英語学習者のウォンツの乖離を埋めるべく、ニーズ分析に基づくCLIL教材、およびプログラムの開発が必要であることを明らかにしたい。
本研究は科研費基盤研究(C)「持続可能な観光振興のためのCLIL:ニーズ分析とプログラム開発」の助成を受けたものである。
発表4:「大学生のための食育英語の教材開発: 専門教員と語学教員の協業から」
津田晶子(中村学園大学)
〔要旨〕
発表者は、2007年に栄養士養成課程に英語教員として着任以来、栄養学・調理学を専門とする専門教員と協業して、栄養士や食産業で務める企業人のニーズ分析を元に、「栄養英語」「食育英語」の英語教材を開発してきた。一冊目にあたる「健康生活に見る食育と健康」(2012年、成美堂)を出版した当時は、現在と違い、国内外に栄養学に関する英語の教科書がなく、大学の英語教育でのニーズが未知数、ということで、実現までに相当数の出版社に当たる必要があった。国内外で類書がなかった理由として、英語圏では「栄養士の社会的地位が高く、そもそも、英語が第一言語ではない移民が目指す仕事ではないため、栄養士向けの英語教育のニーズがない」ということ、日本国内においては、「管理栄養士になるには国家試験が必要であり、カリキュラムが過密化しており、英語教育にまで、手が回っていない」という現状があった。(Tsuda,2012)
筆者は、日本人の管理栄養士、調理師、語学教員との協業を通じて、2012年以来、栄養士向けのESP教材、一般書としての日英バイリンガルの福岡の郷土料理本、世界の食文化を紹介するEGP教材、そして、2024年1月に、栄養系学生向けに英語で学ぶ自校学”Campus
Life at NGU” (成美堂)を電子教科書として上梓した。
本発表では、英語教材開発時における専門教員と語学教員との協業のあり方について、実践例を交えて述べることにしたい。
本発表は「小中高大連携を目指す持続可能な食育英語のCLIL:プログラム開発と効果検証」の助成を受けたものである。
事務局
原 隆幸