英語教育シンポジウム

「英語授業の改革―小学校から大学まで!」

  平成15年2月15日(土)

 

内容(12:30-13:15 受付)

1.  開会挨拶・講師紹介 (13:15-13:30)

   長崎ウエスレヤン大学語学情報センター長

早田 武四郎

2. 講 演 (13:30-15:00) 

英語教育大改革 ー 愛媛大学の挑戦! 

"To speak or not to speak, that is not a question!"

愛媛大学 大学教育総合センター

折本 素

3.フォーラム (15:15〜16:45) 

   「各段階における英語授業の在り方を考える」

   提案・司会   金森  強    (長崎ウエスレヤン大学)

     提案      坂本由紀    (佐世保市清水中学校)

                              吉田由美子 (諫早商業高等学校

4.        閉会挨拶 (16:45-17:00)

 

場 所:長崎ウエスレヤン大学 鮫島ホール

    入場無料

共 催:長崎ウエスレヤン大学語学情報センター

後 援長崎県教育委員会 諫早市教育委員会 長崎県英語教育研究会 (予定)

大学英語教育学会(JACET)九州沖縄支部(英語授業研究会)

お問合せ先 長崎ウエスレヤン大学 語学情報センター(担当:山口・堀口・山下)

      長崎県諌早市栄田町1057 (TEL0957261234FAX0957268036
 


講師プロィフィール

  折本 素(おりもと すなお)

学歴:

広島大学大学院文学研究科博士課程前期英文学英語学専攻終了(文学修士)

職歴:

広島経済大学(1987.4−1989.9)
愛媛大学教養部(1989.10−1996.3)
愛媛大学法文学部に配置換え(1996.4−2001.3)<教養部解体のため>
愛媛大学大学教育総合センターに配置換え(2001.4−現在に至る)

専門分野:

イギリスエリザベス朝演劇(特にShakespeare)、現在は、英語教育学にも興味を広げています。

内容:

愛媛大学・大学教育総合センターは、愛媛大学における共通教育改革を担う責任母体として2001年4月に作られました。私は、その中の「英語教育センター」に所属します。愛媛大学では、共通教育(従来の教養教育)の英語は、コミュニケーション能力、中でも特にスピーキング能力を学生たちが使いながら伸ばしてゆけるように大々的に改革を行いました。共通教育の英語は、その大半を外国人教員が教えています。英語教育センターには、常勤教員が6名いますが、現在、日本人教員は私だけです。非常勤講師もほとんど外国人教員を採用しています。この改革から2年経過し、そのメリット、デメリットを生々しく報告しようと思います。最後に今後に残された課題、愛媛大学の英語教育の将来像など、私案を交えてご紹介します。

趣味:

ここ数年大切にしている趣味は、骨董集めです。江戸中期の伊万里焼に絞って、見て楽しく使って楽しい骨董を集めています。昔の人の技術のすばらしさに改めて感動しています。また、少し大げさに言えば、時を越えて大切にされてきたものを手元に置き使わせてもらえる喜びと責任の重さを感じています。何でも新しいものがいいのではなく、古くてもいいものをしっかり吟味して維持しながら、常に新しい試みを取り入れて行かなくてはならないのは、どんな世界にもいえることではないでしょうか。むろん、教育の世界にも言えることです。