ESP研究会 第4回研究集会
 

  日 時: 平成16年1月31日(土)10:00〜15:00
  場 所: 熊本大学 大学教育機能開発総合研究センター
            (→参加者数によって会場を決めることにしています)
  主 題: 「ESP入門・再入門」,「医学英語教育を考える」
  参加費: 無料
     ご興味・関心のある方なら何方でもご参加・傍聴頂けます。
     ご参加を希望される方はメールまたはお電話・FAXを下さい。
     研究会会場をお知らせ致します。(参加者数によって会場を決めることにしています。)

  問合せ先:
    安浪 誠祐(YASUNAMI, Seisuke) 
      (熊本大学大学教育機能開発総合研究センター)
     E-mail: yasunami@ge.kumamoto-u.ac.jp
     Tel & Fax: 096-342-2781



趣 旨
 平成14年7月の『「英語が使える日本人」の育成のための戦略構想』[1]大臣閣議後記者会見における文部科学省大臣発言要旨の中に次のような行があります。「大学を卒業したら仕事や研究等におきまして、英語が使いこなせるというようなことを目指したいというわけでございます。大学につきましてはそれぞれの大学、あるいは学部におきまして、目標を明確にした上で教育をしていただければいいと思いますが、具体的目標は各大学に任せますが、大学を出た人は仕事の上でも英語が使えるようになってもらいたい、そういうことを目標に掲げております。」更に、平成15年3月には文部科学省から『「英語が使える日本人」の育成のための行動計画』[2]が発表され、より具体的な目標と行動計画が示されました。
 かつてはコミュニケーション能力の育成のみが声高に叫ばれていましたが、最近では仕事や研究の場で実際に本当に使える総合的な英語力を育成することが私たち英語教師に強く求められています。これからは、仕事や研究のための英語、つまりESP(English for Specific Purposes)或いはEAP(English for Academic Purpose)な
どの発想に基づいた英語教育の必要性が増してくるものと思います。
 そこで今回のワークショップでは前回の著作後半部を基に「ESPとは何か」を(再)確認することにしました。Dudley-Evans & St John著"Developments in English for Specific Purposes"(Cambridge University Press, 1998)について会員が分担して報告・討議・検討します。また、医学英語教育に関する2件の発表(報告)も予定しています。


日 程

10:00〜10:15
  ミーティング

10:15〜11:45
  第6章 The skills in EAP and EOP 橋口 美紀 (鹿屋体育大学)
  第7章 Needs analysis and evaluation Kathleen Brown (久留米大学)
  第8章 Course design Frank Carbullido (久留米工業大学)

11:45〜12:30
  休憩

12:30〜13:30
  「熊本赤十字病院国際医療救援部における英語研修について」 横山 彰三 (宮崎大学)
  「東北大学における医学英語教育について」 安浪 誠祐 (熊本大学)

13:30〜15:00
  第9章 The role of materials 金岡 正夫 (鹿児島工業高等専門学校)
  第10章 Classroom practice and beyond 山口 千晶 (長崎ウエスレヤン大学)
  第11章 Assessment: Continuous assessment and testing 山下 徹 (熊本大学)